ガラス溶解炉の中で、ガラスを入れて溶かす器のようなもの、るつぼの
セッティングをして、周りを耐火材で囲む作業をしました。
台所のように、自分の身長や作業しやすい角度を考えてるつぼの高さとか
傾きを検討しています。
実際吹きガラスをする吹き棹を突っ込んでみて、いろいろ妄想しています。
私の買った溶解炉は、陶芸の窯を活用したもので、ガラスの溶解炉として
使うためには自分で使いやすいように仕上げて使うのです。
この溶解炉を作ってくださった方も、使ってらっしゃる方も惜しみ無く
情報をくださって、私もこの溶解炉を使ってガラスを始められるよう
引っ張りあげてくださいます。
まさか自分の家に工房を作って、吹きガラスが出来るなんて、窯が届いた
時も実感はちょっとなかったんですが、自分でるつぼを試行錯誤し、
耐火材を組み、作業の仕方を想像していると、ガラスが溶かせるんだ~と
実感がふつふつとわいてきました。
通常?というか、一般的にはガラスの溶解炉の運用は、ずっと火が点いていて
常に溶けている。
窯は早くて半年から1年ほどで火を落とし、窯を一部壊してるつぼを取り出して
メンテナンスして、新しいるつぼをセットしてまた溶解炉を一部作ってガラスを
溶かしガラスの作業を再開するってもので、ガラス工房に勤務経験の無い私には
様々な知識に欠けるし、溶解炉の管理はハードルが高すぎました。
今回私はワンデイポットと言う、1日だけ火を点けて作業して火を落とす
お手軽な溶解炉を探していました。
ワンデイポットの難点は、ガラスに泡が入ること。
クリアで澄んだガラスで制作したいので、なんとか泡がきれる方法は
無いものか。
いろいろ調べたり教えてもらったりしていると、こうしたらどうか?って
仮説が立てられました。
そんな中、今回の窯に出会い、使ってらっしゃる方にお話をお伺いさせて
私の理想の運用をされてらっしゃっる方に、詳しく教えて頂き、同じような
運用をすることに決めて、今走ってます。
4月26日までに溶かせますように。
ビビりながら、わくわくしてます。